今年も既に折り返し点を過ぎましたが、益々ご活躍の事と存じます。
予てより懸案事項となっておりましたＲＯＴＥＸの法人化は、1年の長きにわたり先延ばしになっておりましたが、此の度、6月17日付けで登記の手続きが完了し、一般社団法人ＲＯＴＥＸが設立されました。ロータリークラブとの良好な関係を継続していく為に、2580地区の古宮誠一パストガバナー、水野正人パストガバナー、鈴木孝雄ガバナー（登記時）、3人のロータリアンにも設立理事に就任して頂きました。
１年目は法人化の賛否を議論し、2年目は定款の作成、会員への認知、3年目はロータリー青少年交換委員会、ＲＩＪＹＥＣ（国際ロータリー日本青少年交換委員会）との交渉、他地区への広報にも時間を費やしました。（当初は東京地区を法人化した後に、他地区に働きかけて国内のネットワークを広げていく予定でしたが、初めから全国区としての一般社団法人ＲＯＴＥＸの発足を望むＲＩＹＪＥＣの意向もあり、調整に時間がかかりました。）
日本全地区の青少年交換委員会へのアンケート結果では、地方のＲＯＴＥＸ会員は殆どが大学、就職等で大都市に流出してしまう為、移転先でのＲＯＴＥＸ活動に参加したいという要望が多く見受けられました。その為、特に東京地区がまとまり、地方からのＲＯＴＥＸの受け皿としての役割も果たしつつ、交流を深めていく事も必要だと思われます。現在、既に連絡がついた東京に在学の九州地区からの学生ＲＯＴＥＸの方達には2580地区の学生ＲＯＴＥＸやローターアクトとの交流も図っております。
今後は毎年行っている学生ＲＯＴＥＸの為の「就職セミナー」も、東京地区だけでなく、他地区からの学生ＲＯＴＥＸへも門戸を開く予定です。また、学生だけではなく、東京在住の他地区からの社会人ＲＯＴＥＸの方々とも一緒に活動が出来るよう交流の輪を広げていきたいと思っております。
この度の法人化により、会計の透明性が高まり、皆様から納入頂いた会費の使途も明瞭になります。
更に今までローテックスの各期代表等の持つ名簿も管理が一元化でき、同窓会組織としてよりスムーズに連絡を取り合う事も可能になります。これは、私達が多少でも社会貢献できる為の第1歩になると思います。
設立して間もなく、未だ検討課題も多々ございますが、今後とも一般社団法人ＲＯＴＥＸへの御理解、御協力を宜しくお願い申し上げます。御意見、ご質問等ございましたら、11期 橋本（玉川）もとえ まで御連絡下さいますよう御願い致します。
2015年7月
一般社団法人 ＲＯＴＥＸ
代表理事 橋本 もとえ
